待てない女と待つ女

私とわたし

去年のことだがプライベートで東京に行った

自分ファーストタイムで自分のためだけに時間を使える二日間
子ども達がだいぶ大きくなって家のことを気にせず過ごせる時間が増えてきて少しずつ私の気持ちにも余裕が出てきたのが嬉しい
子どもが産まれる前は好きな時に旅に出ていたので、10数年ぶりの一人旅は少しずつ自分を取り戻す時間でもあった

今回の目的は推しのライブと赤坂のとある占い
3ヶ月前から予約して楽しみにしていた占いは爆笑で終わった
運気の流れに無意識に乗ってるらしく金運も仕事運も悪くない
ただ一言バッサリ 「男を見る目がない」

私が持ってる気質が男で自分のことも人のことも全部自分でやっちゃうから 相手がやる前に手を出してしまって結果育たないらしい
「それってサゲマンですか?」と聞いたら
「いやただの男を見る目がない人」と言われて大爆笑
間違いない
この占い師がいうには「あなた今日でも離婚していいわよ」らしい
離婚した今となってみれば、確かにあの時でもよかった気がする
なんにせよ、占い通りに離婚したのであの占いは当たったのだろう

その後30年来の友人と10年ぶりのランチ
そこで同じ話をしたら彼女も同じ気質だった
どうして我々はダメンズを引き寄せてしまうのか

答えは「待てない」

相手の出方を待てない
質問したらすぐ答えが返ってくると思ってるしレスポンスが早いのが当然
自分が早いから相手の遅さにイライラして自分でやってしまう

相手がやる前に手を出すから相手はやらなくなる
結果なんでもやってもらいたい人が寄ってくる
つまりダメンズ

後日、クライアントと同じ話をしていたら
「分かるー!私も職場で周りがやってくれるのを待ってる人ばっかり!」と
やっぱり「待てない女理論」はある

でもね、セレブ奥様の話を聞いてびっくり
「やってくれるまで待つわよー 私の仕事じゃないし私がやって失敗したら申し訳ないし」

はぁ!?その発想なかったわ!!
私たち「困ってる人がいたら助けなきゃ精神」なので
「私の仕事じゃないからやらない」とかできない

「待てるんですか?」と聞いたら
「だって私できないし仕方ないじゃない?」
なんという潔さよ!
大門美知子先生以外お会いしたことないわよ

違う星から来た人かと思った
こちとら「待てない諦めない星人」だもん

私の中の自論
「身の回りのことができる男とトイレの電球を替える女は婚期を逃す」
セレブ奥様は電球を替えてくれるまで待つ
我々は脚立探して電球替えて終わった達成感を味わってる
パートナーは電球が切れたことすら知らない

そりゃダメンズなるわな
だからこそ「待てない星人」は心がけたい

  • 自分でもできるけどとりあえず頼んでみる(期待値は低め)
  • 「自分がやった方が早い」は未来の自分がしんどくなるので避ける
  • スルー力を鍛える
  • 相手の課題は相手のもの 助けてあげなきゃを手放す

これだけでも全然違う

そして「待てない女」同士の会話はただの首都高みたいなスピードトーク
友達のパートナーが一緒にランチしたいって言ってたけど
「私たちの会話についてこれるようになったらおいで!」って大笑い
次の再会を楽しみにして別れたのであった

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